今期の目標
4月に入社して7月末で前期が終わり、8月から新たな期が始まった。
人生も宣言的にしたほうが良い結果を生むだろう、ということで今期の目標を宣言してみる。
前期に受けたフィードバック
社には半期ごとに他者評価があり、その期の行動や成果にフィードバックをしてもらえる制度がある。
そこで受けたフィードバックは以下のようなもの。
- プロジェクトのゴールを意識してタスクの優先度付けができていない
- コンテキストを共有していない人とのコミュニケーションがうまくできていない
- 相手を動かすための報告ができていない
- 技術的に色々取り組んでくれているけど、浅く広くになっているのでは
- ブログでのアウトプットがない
目標
今期大事にしたいテーマは 興味のある領域の深堀り と コラボレーション と 詰め切る力を鍛える の3つ。
この 3つのテーマを軸に前期に受けたフィードバックを考慮して目標を設定した。
興味のある領域の深堀り
自分が一番興味のあることはパフォーマンスの改善。
フロントエンド・バックエンド問わずパフォーマンスの改善には興味があるが、広く浅くを避けるためにバックエンドに集中する。
今期は理論的な側面を鍛えることに注力したい。
具体的には System Performance という本を 1周することを目標としている。
(興味ある人がいたら一緒に読書会しましょう!)
ただやはりアウトプットとして実践も必要だろう、とは思っている。 所属しているチームにはパフォーマンスが悪化していないかを見たり、改善したりする取り組みがあるので、そこで主体的に学んだことをアウトプットしていく予定。
コラボレーション
これまでは個人単位でうまくやる、という感じだったが会社に入ってからはスコープが個人からチームに変わり、チームとしていかにプロジェクトを達成できるかが重要になると前期を通して痛感した。
今期は次の 3 つを目標とする。
報告精度の向上
報連相のうち連絡・相談は上手くできているが報告はまだ上手くできていないとフィードバックを受けた。 上手くできていないというのは、結局何がしたいのかが伝わっていなかったり、そもそもの意味が伝わっていなかったりすることが多かったということ。
これを上手くするには次のことを意識するとよさそう。
- 報告するときになぜ必要なのかの背景を省略しすぎないようにする
- 対応A(望ましいけど実現可能かわからない) と 対応B(望ましくないけど実現可能) があるときに企画側としては対応Aにしてほしいと思うのは当然だが、こういう背景があるということを伝えると対応Bが許容される可能性があるため
- 質問をするときには相手の回答例を事前に考えて確認したいことを明確にする
- 質問者である自分が相手の回答例を作れない場合は自分自身が理解しきれていなくて質問としては1回無駄になる可能性が高いため
- このテクニックは上司に教えてもらった
- 用語を適切に翻訳する
- 意図が伝わらないと報告としては成立しないため
タスクの優先度付けができるようになる
前期は、プロトタイピングの時点で難しいとわかっていたタスクを8割くらい実装したあとに実現難易度とプロジェクトにおける重要度から一旦やめましょうという苦い経験をした。
企画的には SHOULD タスクとして置かれていたが自分の中では MUST タスクと思いこんでいたことが最大のミスポイント。
タスクの見積もりは前期の経験によってある程度の精度を持ってできるようになってきたと感じる。
事前に難しいかどうかの見積もりはできてきているので、本格的に着手する前にプロジェクトのゴールはなにかということを落ち着いて考えたり、企画側とコミュニケーションを取って前期のような手戻りを起こさないことを目標とする。
詰め切る力を鍛える
前期は、指摘されたときに思いついていたけど考えきれていませんでした… とか、こう考えてきました! -> こっちの方がよくない? -> 仰るとおりです… となることが多かった。
問題の把握まではできているが、解決法を詰めきれていなかったり、複数の選択肢があるときにこういう理由があるのでこうしたいですという決定力が足りていない。
これはざっと見て難しそうと考えることを諦めてしまったり失敗を恐れてしまう性格的な問題もありそう。
とはいえ考えきったあとに失敗するのは悪いことではないはずで経験値としては考えきらない場合と比較して圧倒的に高いはず。
考えすぎて時間を使いまくるのも良くはないので、バランスは重要。
このあたりのバランス感覚はまだわかっていないので今期はとりあえず考えきって自信を持って自分の選択を主張できるようにすることを目標とする。
バランス感覚を習得するのは来期でもよさそう。
最後に
ブログをあまりにも動かしていなかったので動かしていきたい。
個人の Scrapbox はメモ代わりに使っていたけど人に役立つ単位にはなっていないので、週1 で Scrapbox から抜粋するような形でアウトプットしていくことを目標とする。